#保育園落ちたの私だ は政争でなかった(過去形)。
ただ存在だけを示す。だから仕切らない。デモにしない。政権批判もしない。そこに絞った彼女の姿勢を、”正しい”と私は受けとめた。そしてそんな彼女の意志を参加者も自然に理解したからこそ、この場の不思議な空気ができたのだと思う。あちこちでメディア関係者が取材している様子が、どこか井戸端会議のような気さくな空気を漂わせていたのも、朱音さんのポリシーの反映ではないか。
政権批判をしないというなら国会前に集合する必要があるのかとまず突っ込みたい。
この人達も消極的安倍批判で、それが保育園問題と言う自分にとって身近な問題が核になったことで集まっただけじゃないかと言うのが第一印象。
ところで…
安倍批判陣営がこんな美味しいネタを放っておく訳がないんですよね
香山リカのココロの万華鏡
「保育園落ちたの私だ」 /東京
http://mainichi.jp/articles/20160308/ddl/k13/070/124000c
早速食いついてきたのがこの人。はい、反安倍が先鋭化しすぎてもはや発言が電波の域に達してる人として有名。
最初の一文を引用すると
子どもの保育園への入園を断られた母親が「何なんだよ日本。1億総活躍じゃねーのかよ」と強い口調で抗議の言葉を書いた匿名ブログが話題になった。国会で野党議員がこれを取り上げ、「言葉は荒っぽいが、本音、本質だ」と待機児童解消や保育士の待遇改善を安倍晋三首相に迫ったところ、議員席から「誰が書いたんだよ」などのヤジが飛んだ。首相自身は待機児童の問題は重大であることを認めながらも、「匿名である以上、実際起こっているか確認しようがない」とも述べた。
はい、最初っから安倍批判ですね。さすがにそれなりの規模のメディアに載せることを考慮してかTwitterで飛ばしてる電波程先鋭化してないにしろ、この問題を安倍政権批判につなげようと言うスケベゴコロが明け透けです。
実に分かりやすい。
国会前、保育園落ちたの私だ、スタンディングはじまりました。 pic.twitter.com/V7ktFA8ral
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2016年3月4日
こちらは現役共産党議員様。
まぁ色んな現実的な問題を抱えてその中で微妙なバランス取りが求められる与党議員ともなれば、匿名ネット媒体に書かれた一記事に対して軽率に動けないのに対し、考えるべきものが自分個人の得票数しかない野党泡沫議員様はこう言う問題をホイホイと取り上げられるので楽でいいですね。
もう既に保育園問題は反安倍陣営の新しいおもちゃになった
先の国会前周回の発起人の思惑がどこにあり、どうあろうと、既にもう保育園問題は政争の道具、政権批判の道具になりました
お疲れ様でした。解散。
恐らく原発問題、安保問題、沖縄問題と同じく、
政権批判の道具として有効性がある限り(ここ重要)
先鋭化したトンデモがどんどん流入して来て主張は過激化し主題はぼやけ、普通の人達からはそっぽ向かれ、真剣に現実的な落とし所を考える人達はうんざりして離れる。
アベ批判をしたい人達だけが残ってわーわー叫び、普通の人達はその問題に触れようともしなくなり、利権が絡む人達は淡々と自分たちの利益を追求するいつもの日本の光景に収束していくのでしょう。
本当に本当にお疲れ様でした。
弱者の側に立ち現実的な解決方法を提示し議論できる「真っ当なリベラル」が現れてくれないもんですかね、この国は。
公平を期す為に一応自民支持派の言い分も拾っておきます
「#保育園落ちたの私だ」国会前で訴える 「声をカタチにできることがすごいと思う」 https://t.co/xdudCUbAlx
— 是々非々 (@nipponkara) 2016年3月5日
なんか普通の人なのかなと思ったら、これも安倍政権を陥れたい連中じゃないか。
民主党政権の時から保育所足りないって言われていたのに、なぜ今さらなの?
自民支持派は支持派でこの体たらくで、政治的に右か左に偏るとものごとを歪んでしか見れなくなるのかなと思います。
そもそも民主党全盛期の頃なら政権を数回は吹っ飛ばせるくらいのスキャンダルとあれな政策を実行して尚、余裕の支持率を維持している安倍政権。
はてな匿名ダイアリーの一記事とそこから生じるデモモドキでダメージを与えられる訳がないかと思うんですがね。
それじゃ。